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自分自身のための記録たち

記事にするのが遅くなったのだが、11月の25日になぎさと、また連絡を取り合うことになった。

本当にたまたまばったりやりとりすることになってしまって、「もしもし」の声が似ていて、声が出なくて黙っていたら「おーい、聞こえてる?」の声が本人だった。もしもし、なぎさ、というと、「あ、やっぱり?なんか聞いたことあるなと思ってんだよね」と。お互いに声を忘れられないままだったようだった。

今日限りで終わりなのかな、と思っていたら、今も続いている。

今思えば会えないし、将来も続くかっていえばそうではないから、つらかったんだろうと思う。そんな彼は会いたいと言って、わたしも、これはきっと本当の縁だと思って会うことを決意した。

そこから待ち受けるのはクリスマス、大晦日。すべて前日、通話に誘った。機会があって、2月の5.6日に会う事も決まってしまった。(コロナでどうなるかわからないが)まあ、どうにかして会いたいなと思うし、彼もきっとそう思ってくれていると思うから。

こうして二度目の出会いからは、好きだとかなんだとか、そういう会話よりも、自分の好きな話をしたり、もう少し、フラットな会話が多くなったように思うし、彼にも以前よりも落ち着いた感じもあれば素直じゃない部分もあったりするが、それも彼の性格なんだと納得して、そういう時は大人になろうかなとか、彼が何を望んでいるのかとか考えて発言をしたりするようになった。

わたしが彼を切れない理由は好きだからと、守ってあげたいからだ。バイバイした日、

「僕前にもこんな恋愛してきて分かってるんだよ」

といった事があった。おそらく彼氏持ちだとか、既婚者だとかそういうのだろうと思う。大体は彼氏持ちかもしれないが。それでも、その子たちがいたいと関係を続けることを望んでも、その子たちはなぎさを切ったらしい。それが彼にとっての恋愛のトラウマのようなもので、分かっていても、彼は私とのやりとりを続けていたし、本当に私のことを好きになってしまったのだろうなと感じた。

わたしも分かっている、本来なら切るべきだと、誰よりも一番分かっているのは私で、わがままだし、自己中心的な考えだということも、旦那も、なぎさも傷つけていることも十分に分かっている。でも、わたしから切る事は、したくないと今は思う。ただ、彼が別れを切り出してくるならば、それはもう頷くしかないと思っている。(別れと言うが別に彼氏とかそういう関係ではない)

24日、イブに話して次の日「昨日はありがとう」と言葉をもらったし、大晦日の前日には遅くまで話す時間があったから7割ずっと寝ていたが長い事通話を繋いでいた。2月会う約束する前に、あじふらいのしっぽのグッズ買いに行くと言って、遠いからやめなよ!と言う彼に私は行く!いいじゃん行く!と言い続けていたら、「じゃあ一緒にいこ!」と息が詰まるように言っていたのも、彼なりに勇気をだしていってくれた事だし、多分、会う約束をして、断られるのは怖かったと思うから、そんな風に声を出していた。

 

多分、おそらく、きっと、旦那とレスじゃなくてもなぎさという人を好きになっていたと思う。私はレスになったからといって旦那の事を嫌いになったわけではない。ただ、なぎさと出会うきっかけが、レスになったからなのだとは思う。夜更かしをする機会が増えたから。暇な時間を作って人と繋がっていたかったからなのだろう。

私はなぎさという人間に惹かれてしまった。私は以前よりも失いたくない気持ちが強くなって臆病になってしまった。そうなるまで私は彼の事が好きになってしまっている。絶対に結ばれることがないのに。でも、私は正直にいて、それを見て関係を続ける続けないのは彼が決める事だと思うのだ。なぎさにもなぎさの人生があるから。

でも、タロットをみたりして彼なりに関係を続けることを望んでいるという事実があるなら素直に喜んで私はそこにいたいと思う。

断固として「旦那を嫌いになったわけではないし愛している」と言える。そして、愛しているなと思う人物にもう一人なぎさという人物が加わったのだ。旦那は旦那として愛しているし、なぎさはなぎさとして愛している。なぎさには恋に近しいものがあるが、結ばれているわけではないので(彼氏彼女という肩書や立場)お互いに両片想いみたいなものだ。恋に近しいものになるのは当然だと思う。でもその関係に私は不満があるわけじゃないし、じゃあもしなぎさがそういう立場になってというならば頷くだろう。

私は彼のいいなりになっているわけではない、私がそれを望んでいるから。

だから私はなぎさとの関係を続ける、私が望んでいるから。分かっているから全部。全部分かっているから。きっとどう転んでも悲しむことになるから。でも私は彼が好きだから、今後、ずっと好きだから。

本当に、彼が好きだから。

 

私の恋を応援してくれる友人に最大の感謝を。いつもありがとう、否定しないでくれてありがとう。いつもタロットを見てくれてありがとう。正してくれて、優しくしてくれて、やりとりをしてくれて、本当にありがとう。私はあなたも愛してるよ。いつも味方でいてくれるから、私もあなたの味方でいたい。

本当にありがとう。