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自分自身のための記録たち

某YouTuberの恋愛についてツイキャスで聞いている

私は別に他人の恋愛についてとやかくコメントをするべきではないと思うが、こちらから一方的に本人に届かないのであれば友人や、直接伝えないのであれば意見や批判を言ってもいいのではと思う。

いやなのであれば見なければいい話であると思うので。

 

9ヵ月の恋愛をしてきてしんどくて、仕返しを考えたのだそうだ。「別れることが一番の仕返しだ」と言っていた。

まあ、そうだろうと思う。ただ、なんでハッと思ったのかというと、そのYouTuberの女性に何の魅力も感じないからだ。彼女の言動はそんなによく知らないから今ツイキャスを聞きながら書いているのだが、どこにそんな自分に自信を持っているのかが本当に謎すぎて本当に分からない理解できない。

「〇〇くんは自分しか好きにならない」

と言う。お前のどこにそんな自信があるんだ。他人の夫婦を壊そうとする。知り合いを壊そうとする心の荒れている奴が、そんなこと言える自信が分からないのだ。しかも、殴っているじゃん。自分のものだったら殴ってもいいの?そういうところやそういう考えが分からない。

 

北海道のチンベロスと山賊は、クズ同士のクズカップルだけども、

チンベロスはビジネス結婚みたいなもので、おそらく結婚しない牧場が継げないのもあるだろうし、30手前、結婚しておかないと世間体もあるから結婚するに決まっている。だってまだ遠距離している間に他の女を探しているんだから。しかし12月、彼女が仕事をやめているので、日中構うしかないのだろう。

山賊は単純に家にいたくないから、母親から離れたいから。その理由なのだ。確信もある。21歳、近くに友人もいる。あととにかくまだ若いのだ。しかし30の男を選ぶには理由がある。まぁ性格いいなら、何もコメントをしないのだが、コメントをする理由はもちろん性格に問題があって、売れ残り×売れ残りである事は、私でも分かる。

だって、遠距離しているから会えないと好きが薄れる気がすると言っていたのだから。それに他の男に言い寄られているような嘘のツイートをしたり、ここに掛けないが、他の男(しかも整骨院の先生)に対してかっこいいだの、エロいだの、感じちゃうだのイっちゃうだの、とにもかくにも気持ち悪い性格なのだ。

チンベロスも彼女がいるが、自分に好意的になる女性が少ないので、選りすぐりしているばやいではない。とりあえずつまんでみるもできない。選んでいる時間の余裕がないのだ。

 

まあ、そういうことで、人の恋愛はどちらかに欠如があったり、相違があったりするのだが、どちらにも性格等が問題がある場合はどうにもうんうんと頷けない。

 

いい人にはいい恋愛をしてほしいのは当たり前で、女性というのは母性本能というのが備わっている。子どもが好きだと、尚更なのでは?と思うわけで。そこにダメな奴がいると、付き合いが長ければ母性というものは出てきてしまうのは仕方の無い事だ、私も旦那に対して、母親が5,6歳で亡くなっているというものもあって母性が働いてしまう。

ただ私は母性と同じくらいにワガママだ。甘えてもらうし、甘えさせてもらう。

常に甘えさせてもらえる相手というのは、すごく安心する。これは本当の事だ。頼りになるとかではない、”安心”なのだ。安心なうえで、頼りになる。

だから私はこの人の事が好きだし愛しているし結婚したのだと思う。

私はパートナーに”安心”を求めるタイプなのだが、もう27、28手前なのだから、当たり前の事だとも思う。

ハラハラもいいし、恋愛も楽しい、恋愛している自分も可愛く思えてくる。可愛くなりたい!と思うのは当たり前なのだが、”安心”な相手の為に可愛くなろうとすることも、すごく楽しい。焦りがないのだ。ありのままの自分でストレスなく入れる。

 

そういう、安心できて笑いが絶えない恋愛は、とても幸せだから、おすすめしたい。

怒ってるけど怒ってない

今月末、仕事を辞める彼は、薄っぺらい計画書を持ってわたしにいろいろと、たくさんのことを話した。

お金の心配はない、といいつつも結局お金の心配があって、ええ〜って感じ。

教習所も通うって言ってて、これで遊びにいく時とか、少し楽になるな嬉しいなと思ってたし、私は本当に車の運転をしたくないから(本当に人を轢きそう)、彼にとってもらったほうが、今後のためにもありがたいのだが

それもまた今度だなぁと言った。

子どもを作るのは、多分2、3年後、私が30超えたらだろうな。その頃彼は27、彼にとっては丁度いい年齢だ。

 

仕事を辞めて失業手当は1ヶ月しかもらえないこと、その間教習所に通うはずだったのだが通わないこと、

別に、いいんだけど、よくない。

でも、それについて指摘したって「仕方ないじゃん」と返ってくるのは分かっている。セックスレスの時と同じだから、しつこく言ったって仕方のないことなのだ、本当に。

まあ、仕事の件はどうにかなると思う。お金の件はどうにもならないけど、そこに不満があるわけじゃない。

教習所の件だ。

いや、困るんだよね。市内は本当にいらなかったし、駐車場が3万円とかザラだから。

ただこっちは違うのだ。車がないと、ちょっと不便なのだ。それを分かっているはずなのに。

なら私が取る!ともならない。それは1番彼も分かってるはずで、私の慌てる性格などもあって、あと注意力が分散してしてしまうから、彼も俺が取るよと言っていたのに。

 

この事を言うのか言わないのか、本当に迷う。

うーん。

第1話

彼氏と3年間、セックスレスで頭を悩ませ、11月の後半についに、「別れようかな」と思い始めた。セックスレス以外は本当に何も文句がなく、とてつもなく優しいし、私がダウンして何もしていなくても大丈夫?寝てていいからね、ご飯買って帰ろうかと言ってくれたり、私がイライラしてたり落ち込んでいても笑っていてくれるし、結婚したいと思ったのは私が生理前の破壊衝動が爆発してキッチンを水浸しにした時笑って「楽しそうだね」と声をかけてくれたからなのだが。

が、こんなに素敵な彼氏を捨ててしまうほどに彼とセックスレスだった。

誘ってもダメ、誘われるのも待っていると3か月、刺激とかそういうのがそもそも無くなり、刺激うんぬんの前に私はセックスがとても大事だと思っていたけれど、彼は長い間一緒にいるのにセックスするしないできないできるの期間なんてちっぽけなものだ、と考えていたようだ。その話ももう飽きるほどした。

むしろ私がこのセックスについての話をしようとすると、彼は逃げる、どこまでも逃げる。果てしもない距離を取って私を拒絶するのだった。なので私はどうすることもできないで、1年間の間セックスについて話さなかった。彼はこの話をされると余計にできなくなるからと。だったら私は余計にできなくなって、1か月に1度、するかしないか程度にしていた。彼のコンディションも考えて。

そして10月の彼の誕生日の日に誘った。

「ごめんそういう気分じゃない」

終わったなと思った。9月もしていない。そう考えるともしかして4か月しなくないか?もう、最後にセックスをした日すら忘れた、やったっけな、忘れちゃったな。

ということもあり、私は別れようと言おうとしたのだけども、それでも好きではいた。しかし、どんどん一緒にいることがつらくなったので、悩んでいるということだけ伝えた。伝えて1週間、何もしたくなくなった。キスとか、手を繋ぐことにも意味をなさないし、むしろ意味ないし、付き合っている理由が見つからなくなった。

ただ人間的には本当に尊敬できる人なので、しかも情もあるからそこらへんのものが邪魔をして決定打が打てなくなっていた。でも他は本当に素晴らしくて文句のない人だからと思って、それが私の「別れよう」を押しとどめていた。

隣にいることも嫌だったので、離れていると、「隣に来てくれないの?」と言う。

なんて都合のいい奴なんだとおもった。自分が欲しい時は求めて、そうではない時は拒否をする彼に苛立ちすらあった。

「そういう気分じゃない」

そういえば、彼は黙ってそのままベッドの上で漫画を読む。彼自身思い当たる台詞なんだろう。

寝る前に彼がわたしの上に乗ってきた。もちろんセックスとかの意味合いではなく、キスをしたいくらいの気持ちで。そんな時彼は

「どこかいっちゃう気がする」と言った。

私は無視をして、キスを拒否した。そういう気分じゃないんだってばと声で殴れば、彼はシュンとして上から退いてごめんと言って、私に腕枕をしようとするのだが、それすらも拒否をするので本当に落ち込んでいた。

私が冷たい女みたいだが、そういう風になっていったのは彼の自業自得である。当たり前の報いであると思うのだ。

そんなに都合よく付き合っているのに私になにかメリットはあるのだろうか?

私だけ悲しみを抱えたまま付き合っていかなくちゃいけないのだろうか?

何で私だけ我慢して付き合わなくちゃいけないんだろうか?

そう悩む中で、11月後半、愛するクソゲー、リーグオブレジェンドで出会った一人の男、北海道民。29歳。遊ぶ時間もちょうど合うし、暇なとき誘うかレベルの男

で、あるはずだったが、出会うタイミングがタイミングすぎた。

 

私はどっぷり沼にハマっていったのだ。

セックスレス改善の時に思ったこと

おかげ様で、セックスレス改善に向かって進んでいるのではないだろうか、多分だけど。その時に思ったのが、今までは愛は無償だと思っていたのだが、今回で与え与えられる有償のものでもあるのだと思うようになった。

今までは、愛は見返りを求めないものだと思っていた、あまり考えずにそういうものだと思っていたのだが案外そうでもないかもしれない。というのも、セックスだけ見返りを求めていたから、ほぼ無償であるのだと考えていた。しかし改善していく上で、一つハッと気づいたことがある。

彼は二か月、三か月に一度、陰茎が痛痒くなる。亀ちゃんの頭の部分が。今までは「痒くなったor痛くなったから、エッチできないよ」と報告してきていてその都度「どうせエッチしないじゃん」と嫌味を言って彼をボコして傷つけてきたわけだ。

そしてそれが改善しようと試みている日曜日、さあこれからゲームしよう!という雰囲気にならず彼が上に乗ってきたので、あれ昼間(11時ごろ)にやるんか?と思って答えていたら

「ごめん……ちんちんが痒いやつになった、だから今日できないごめんね……」

と、言ってきたのだ。いつもと同じセリフだったが、言葉の重みというか意味合いがまったく違った印象で、そして私も彼に対し嫌味を言ってしまうほどの悪意が生まれてこなかった。むしろ、本気で心配した。今まではそんなことでセックスから逃げてしまうなら病院いって改善しろクソとか思ってたのに心配した。

私は「え?大丈夫?いいよ出来なくても全然!」と返した。これは本当の本心だ。彼は「エッチできないけどはるのちゃんは気持ちよくなって!夜しよう!」と言ってくれた。

この時に私は、今までと違う自分の気持ちに少し戸惑った。え、ありえん全然心が穏やかすぎてワロタぐらい思っていた。

彼は、三か月に一度来る正体不明の症状と私との約束が果たせないダブルパンチをこの時食らっていただろう。私がどう思うのか、また嫌味を言われてしまうのではないか、でも言わないと約束が、なんていう不安とか怒られるもしくは嫌味を言われる恐怖を感じていたに違いない。だからわたし一人でも気持ちよくなってと言ったのだろうし、自分の中でエッチできないけどこれくらいなら、と思って提案したのだろう。

「いいよ全然、気持ちよくしなくてもいいよ!?」

「え、それじゃ俺がやだ 夜しよう」

「いいよ気にしなくて!てかゲームしよ!LOLする?モンハンする?」

と、いつもの休日の流れに戻っていった。

思えば、私がレス改善前に、これからも出来ないなら別れる。という重い言葉から週一ですると彼が提案し、それで納得して一か月ほど経つ。彼のペースに合わせて、彼がしたいようにしつつ、自分もこうしてほしいとも言う。これで言い方が悪いが需要の供給、可愛い言い方をすれば持ちつ持たれつの関係が成立している。(もちろんそこに愛はあるよ)

この時点で愛は有償なのだと思った。無償で愛を与えることができるのは自分の子どものみなのだろうと思った。所詮他人なのだ、どれだけ愛し合っていても彼と私は他人だから、血のつながりがないから仕方の無い事だ、結婚していても家族だとしても、女と男であって、夫と妻であってもお互いを尊重しつつ、与えたら与えられるものなのだと思った。

彼のその謎の症状の時、セックス出来ない事を、彼がわたしに告げなかったら私はとてもショックを受けていた。しかしそれをしなかったのは、彼が私を好きでいてくれるからこそ、約束を守る人であるからこそ、告げてくれた愛であって、私はそれに、心配しないでいいという愛を与えないといけない。

そういう風に付き合っていけるのはとても素敵なことだとわたしは思った。

 

 

好きすぎる、なんて素敵な彼氏なんだ。嫌な顔も雰囲気も感じない、今までまったくセックスがなかったのに週一でエッチをしている彼を褒めたい。すごいと思う。本当に。ニガテな事から目を背けていたのに週一で約束を守るってすごくないか?一か月続くだけでもすごいけれど、もう二か月になるか、多分、おそらく、忘れたけど、とにかくすごい。

すっげえよ彼氏、褒めたたえる。

 

第0話

久々に痛い目にあった。

それもこれも彼とのセックスレスのせいであり、彼がセックスから目を背けていたせいであり、なにより私が誰よりも優しく素敵な彼を信じきれなかった愚かさ故に起きてしまった事件だ。

事細かに、読みやすく、話の中身は濃く、本文は短めにしていきたいし、思い出しながら書こうと思う。

彼との馴れ初めから、時間に至るまでの話。とても赤裸々に書いていこうと思っている。

 

ネット恋愛で、相手の住んでいる距離が離れているととても難しい問題が発生する。私は以前千葉と大阪の遠距離恋愛をしていたので、ネット恋愛というものに壁を感じていなかった。ましてや、彼との出会いはそもそもがネット恋愛だったからだ。

 

スカイプの会議にで、今の彼と出会う。この時は、「あ、この人とは今回限りで特に何もないんだろうな」と確信した。まぁ会議ではよくあることだ。とりあえずTwitterを交換する。元々、あまりツイートをしていなかったので特に何も思わなかった。元々薄かった関係は次第により薄くなっていくのだろう、と思っていた。

そんな時にTwitterで、作業をしつつ通話相手を募集した。保育士だったので壁面作りの作業イプ相手は、そう、薄い関係だった彼になった。わたし的にも驚いた。会話の内容は覚えてないが、お互いに個通するとは思わなかったね、だけは覚えていて、作業が終わるまで付き合ってくれた。

そこで、彼は寝落ち通話をしたことがないのだと言った。ああそうなんだ。てっきり嘘かと思った。というのも、スカイプちゃんねるを利用する人たちは、寝落ち通話をしない事がない人はいないとばかり思っていたからだ。その日私たちは通話をした。特にゲームもしなかった、夜が遅かったから。日を跨いでいた。朝通話は切れていて、そのまま仕事の準備をして、彼にスカイプでおはようの挨拶と仕事行ってくるねと送信。

彼のツイッターでは、「寝落ち初めてしたけど、ちょっといいね」ハマりそうだ的なことを呟いてて嬉しくなったのを覚えている。

それに対し女性がリプライをしていた。

「私の時してくれなかったのに」

という嫉妬のリプライだった。

寝落ちしたいかも、と誘ってきたのは彼だったので少し優越感。単純に嬉しかった。この時は別に彼のことをなんとも思っていなかった。元カレと別れたばっかり(こちらもネット)だったので、寝落ち相手と作業イプ相手見つかったかもやったーくらいの感覚だった。

その日から作業イプと寝落ち通話が始まる。主に彼の過去の恋愛話と、シルバーウィークの話だった。シルバーウィーク遊ぼう、となったが私は冗談かと思って流していたが、実は本気だったと聞かされてびっくりした。フットワークが軽い人なんだなぁと印象を持つ。

それでも毎日通話は続く。1ヶ月後、2ヶ月も経っていない時に、また恋愛話になった。

「恋愛するの怖いって言ってたよね」

「そうだね」

「好きな人できるといいね」

「まあ、いるんだけど」

「え!?そうなの!?通話してて平気?」

「うん……はるののことなんだけど」

全身がビリビリした。衝撃とかではなく、そのまんまの意味で、ビリビリしたのだった。

私は軽い女と思われなくなくて、元カレと別れたばかりだったし、ネット恋愛かまた、とも思った、でもこんなにビリビリした経験はもちろんあるわけがなく、手足の先までビリビリしたまま、「少し考えてもいい?返事は明日する」と返して、寝落ち。仕事はもちろんバリバリ頑張れた。頑張れたという事実が、返事の内容を物語っていた。

帰ってきて通話をする。

返事をした。付き合った、9月30日。11月の後半三連休取れるからそこで会おうと約束。

 

同時に母から10万円貸してくれないかという一言が、運動会本番の朝に告げられる。

正直仕事的にも家庭的にもつらく、精神面は彼に愚痴って保っていた。11月会えるから頑張れていた。

 

11月、大阪で会った。

彼は学生、私は社会人2年目か3年目(それすら忘れた)、もちろん金銭面的にも私の方が自立していたので、会いに行った。

大阪駅で会う。彼は元々ネット恋愛達人だったが、実際に恋人に会うのは初めてだったらしい。顔は特に悪くない、若々しい感じの青年。初対面、初めての顔合わせからのにっこり笑顔。私も笑顔になった。

伏見稲荷海遊館、街をブラブラ駅をブラブラ。とても楽しく、ばいばいする時は涙を堪えて、新幹線を待ってる間泣いてしまった。前のおじさんサラリーマンがビックリしていたのをよく覚えている。

 

こんなに離れている相手、しかもネット恋愛からのスタートでこんなふうに思うのは初めてだった。多分、彼もそう思ってくれていたと思う。

むしろ私もこんなに離れている人とネット恋愛をして実際会うのは初めてだった。会う前はとても緊張していたし、写真と違う人で、会ってみたら変な人だったらどうしよう、とか考えていたはずなのに。

ラインで彼に泣いてる(笑)と送ると、俺も涙堪えてるやで〜さっきまで会ってたのに、一緒の電車乗ってたのにね、と返事が来た瞬間嬉しくてまた泣いた。トイレの手拭きタオルは涙で濡れた、それしか持っていなかった。

まったく休みのない三日間だったのに、心は頑張った分の疲れが飛んでいた。

家に帰ったのは23時過ぎ、お風呂に入ったり明日の準備をしたら12時を超える。

通話を繋ぐ。さっきまで会ってたのに不思議な感じだね、とお互いに話しながら、体は疲れ切っていてすぐに寝た。

彼はバイトをしていなかったから、移動費が大変だろうと思ったので気持ちの三千円を渡した。

私のために大阪駅まで来てくれて、一緒に京都まで、難波に行き、海遊館の入館料、京都駅にまた戻り、そのまま電車に乗って帰る。もちろんご飯は割り勘。ホテル代は私だ。

それでも、お小遣いがどれほどあったかわからないし、親に友達と会うからともらったかもしれない事を考えると、やはり学生はお金に関してシビアで、それを私に言えるはずも無いだろうと思うとむしろ電車賃のみでごめんと思うレベル。

でもそのお金を私はなんとも思わなかった。2年目保育士、手取りが2.3万減った。1年目よりも減って、貯金もなかなかできない。娯楽費や家に入れるお金、そしてなにより大阪と千葉の往復の交通費を考えると頭を抱えてしまうところなのに、私は何も思わなかった。今もそうだ。何も思わなかったの後に、何も思わない。

好き、ただそう思った。好きとしか思わなかった。一緒に住みたいとか、そんな事思わなかった。結婚したい愛してる、とは思わなかったけれど、私は彼のことをとにかく好きだと感じた。

こんなに人のことを好きになったのは以前のKさん以来だし、童貞でセックスすらできずに終わったりいけなかったのに、キスだけで幸せだったし、駅で別れる時こんなに寂しくなるのは彼だけだった。

また会いたいと思うのも、彼が初めてだった。会ってくれるかな、ではなく。

 

ネット恋愛とは急ピッチで事が運ぶこともあればそうでないこともある。

案外、急ピッチであったのではないだろうか。付き合うまでが短かったし、2ヶ月間あったけれど、会う約束も早くに決めた。

本来、戸惑う部分なのに。会ってくれなくてもいいや、それも人生だ経験だと開き直っていたのがよかったのかもしれない。

し、彼が相手に対してどれだけ本気で向き合ってきて、落ち込んできたのかもよく分かった。私が初めてだったからだ。とても嬉しかったのだろう、約束を守って会いにきてくれたことがなにより嬉しかったのではないだろうか。

彼に頭を撫でられた時、すごく安心したことを今も鮮明に覚えている。私は他人に頭や髪の毛を触られるのが本当に嫌いなのだが、彼にされた時の安心感は、もう本当に革命的だった。

この時からもうすでに私たちはマッチしてたのではと思う。会ってみないと何事も分からないものだ。

 

そうして私はネット恋愛から脱出して、リアル恋愛にシフトチェンジ、したのである。

こちらも本当に革命的かもしれない。

元カレの時になかったマジのガチの好きな感情。

恋愛は彼のおかげですごく楽しくなった。というか、彼との恋愛は、すごく楽しい、が正解か。